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◆ O/Sの起動手順 ◆
(ブートローダーの違い)
ここでは、WIN系とLinux系のブートローダーの動作の違いについて説明します。
まず、Windows95/98/MEをインストールすると、MBRには”DOSブートローダー”が書き込まれます。
DOSブートローダーは、MBR上のパーティションテーブルを参照してフラグ”アクティブ(OSを起動可能)”に設定されているパーティションを知り、そのパーティションの先頭に書かれたプログラムを呼び出します。
その後、IO.SYSやMSDOS.SYSのO/Sローダーを呼び出してWINDOWSを起動します。
DOSブート起動のイメージ図
Linuxでは、”LILO(Linux LOader)”と呼ばれるブートローダーが利用されます。
このLILOがMBRに書き込まれる。
(フロッピーディスク・LINUXをインストールした パーティションの先頭に書かれます)
LILOの起動イメージ図
LILOは、DOSブートローダーとは異なり、”アクティブ”に設定されたパーティション以外のパーティションからでもO/Sを起動でき、複数のO/Sを起動し分けられます。
では、次にLILOの設定方法について説明します。 |
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